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💉 全身麻酔・脊椎麻酔・硬膜外麻酔の違いクイズ 全8問
作用部位・血圧低下の機序・エビの姿勢・コールドテストと注意点を徹底比較!
選択肢をタップすると、その場で正解と解説が表示されます。まずは腕試し!
「明日の脊麻、介助お願いね」と言われて焦っていませんか?
- 全身麻酔と脊椎麻酔、硬膜外麻酔の違いをうまく説明できない
- 意識があるのに痛くない理由が、いまひとつ分からない
- 麻酔の種類が変わると、何を見ればいいのか迷ってしまう
どれも、手術室に来たばかりの1年目がまずつまずくところです。名前を覚えようとするほど、頭の中でごちゃごちゃになりやすいんですよね。
この記事では、3つの麻酔を「どこに薬を効かせるか」という1本の軸で整理します。そのうえで、介助の体位づくり・麻酔レベルの確認・局所麻酔薬中毒まで、看護師が実際に見るポイントをまとめました。
手術室で10年働き、診療科リーダーとして新人指導にもあたってきた経験もまじえてお伝えします。
\オペ看1838人のリアルな声/

3つの麻酔の違いは「効かせる場所」
全身麻酔は脳に、脊椎麻酔と硬膜外麻酔は背骨の中の神経に薬を効かせる麻酔です。
効かせる場所が違うので、意識が残るかどうか、呼吸を誰が担うか、看護師が何を見るかも変わります。まずは下の表で全体像をつかみましょう。

| 麻酔 | 薬を効かせる場所 | 患者さんの意識 |
|---|---|---|
| 全身麻酔 | 脳(中枢神経) | なし(眠っている) |
| 脊椎麻酔 | くも膜下腔(脳脊髄液の中) | あり(鎮静薬を併用することも) |
| 硬膜外麻酔 | 硬膜外腔(硬膜の外側) | あり(全身麻酔と併用することが多い) |
| 麻酔 | 呼吸 | 看護師が特に見ること |
|---|---|---|
| 全身麻酔 | 人工呼吸で管理することが多い | 導入時の気道・術中のバイタル・覚醒 |
| 脊椎麻酔 | 自分で呼吸している | 直後の血圧低下・麻酔レベル・息苦しさ |
| 硬膜外麻酔 | 自分で呼吸している(単独のとき) | 中毒のサイン・カテーテル・術後の足の動き |
呼び方は施設でさまざま
脊椎麻酔の正式な名前は「脊髄くも膜下麻酔」です。現場では「脊麻(せきま)」「腰麻」「スパイナル」と呼ばれることもあります。
硬膜外麻酔は「エピ」と呼ばれることが多いです。脊椎麻酔と硬膜外麻酔をまとめて「区域麻酔」と呼びます。
麻酔の3要素で違いを整理する
麻酔は「鎮痛・鎮静・筋弛緩」の3つを組み合わせて、手術を安全に受けられる状態をつくります。
- 鎮痛:痛みを感じないようにする
- 鎮静:意識を落とし、手術中のことを覚えていない状態にする
- 筋弛緩:筋肉をゆるめ、手術操作をしやすくする
全身麻酔は、3つすべてを薬で整えます。区域麻酔は、薬が効いた範囲の痛みと筋肉の動きを止める麻酔で、意識は保たれます。
「区域麻酔なのに患者さんが眠っている」ときは、鎮静薬を追加していることがほとんどです。どの薬が入っているかは、麻酔記録で確かめておきましょう。
全身麻酔の仕組みと看護
全身麻酔は、薬で意識・痛み・筋肉の動きを止め、呼吸と循環を麻酔科医が管理する麻酔です。
全身麻酔の仕組み
点滴から入れる静脈麻酔薬や、肺から吸う吸入麻酔薬が脳に届き、意識がなくなります。そこに医療用麻薬(鎮痛)と筋弛緩薬を組み合わせます。
筋弛緩薬で呼吸の筋肉も止まるため、気管挿管や声門上器具(ラリンジアルマスクなど)で気道を確保し、人工呼吸で管理します。頭から足まで、どの部位の手術にも使えるのが強みです。
全身麻酔で看護師が見ること
| 場面 | 看護師が見ること |
|---|---|
| 導入前 | モニター装着・絶飲食の確認・不安への声かけ |
| 導入〜挿管 | 挿管介助・SpO₂とカプノメータの波形・血圧 |
| 術中 | 手術操作に合わせた血圧と脈拍の変化・体位・体温 |
| 覚醒〜抜管 | 自発呼吸・呼びかけへの反応・筋弛緩の回復 |
日本麻酔科学会のモニター指針では、全身麻酔ではカプノメータ(呼気の二酸化炭素を測るモニター)の装着が求められています。抜管前には、筋弛緩の回復を数値(TOF比0.9以上)で確かめることが推奨されています。
術後に多いのは、吐き気・嘔吐(PONV)や、のどの違和感です。導入時は胃の内容物を誤嚥する危険があるため、絶飲食の確認は欠かせません。
🍈 めろんが大切にしていたこと
私は、全身麻酔の導入で患者さんが眠る直前まで、そばで手を握り声をかけていました。
眠ってしまう前の数分は、患者さんがいちばん不安を感じやすい時間です。その時間を支えられることに、私はやりがいを感じていました。
導入の流れは全身麻酔から挿管までの流れ、挿管の介助は気管挿管の介助と抜管でくわしくまとめています。
脊椎麻酔の仕組みと看護
脊椎麻酔は、脳脊髄液の中に局所麻酔薬を1回入れて、おもに下半身の痛みと動きを素早く止める麻酔です。
脊椎麻酔の仕組み
成人では脊髄が終わる高さより下、腰の背骨のすき間から細い針を刺します。くも膜下腔(脳脊髄液が流れる場所)に局所麻酔薬を入れると、数分で効き始めます。
針を刺すのは1回だけで、ふつうはカテーテルを残しません。そのため、効いている時間は使った薬の量や種類で決まります。
効く範囲は薬の性質と体位で変わる
「刺した場所から下が全部効く」わけではありません。薬の比重(高比重・等比重)や、注入後の体位によって、効く範囲が上下に広がります。
下腹部・会陰部・下肢の手術や、帝王切開などで使われます。手術台の頭側を上げ下げするときは、効く範囲に影響することがあるため、麻酔科医に確認してから動かしましょう。
脊椎麻酔で看護師が見ること
- 注入直後〜しばらくの血圧低下・徐脈
- 「気持ち悪い」「なんだか変」という訴え(血圧低下のサインのことがある)
- 息苦しさ・手のしびれ・声の出しにくさ(効く範囲が上がりすぎたサイン)
- 麻酔レベル(どの高さまで効いているか)の確認
血圧が下がるのは、交感神経(血管をしめる神経)もブロックされ、血管が広がって心臓へ戻る血液が減るためです。交感神経は、感覚が消えた範囲より高い位置までブロックされることがあります。
「脊麻=血圧低下」と丸暗記するより、この仕組みで覚えておくと応用がききます。輸液や昇圧薬は麻酔科医の指示で使うので、血圧の変化はすぐに伝えましょう。
術後の頭痛(PDPH)も申し送る
脊椎麻酔のあとに起こることがある硬膜穿刺後頭痛は、起き上がると強くなり、横になると楽になる頭痛です。国際頭痛分類では、硬膜穿刺から5日以内に起こるものとされています。
多くは2週間以内に自然によくなりますが、症状が強いときは硬膜外自家血パッチという治療が検討されます。病棟に戻ってから起こることが多いので、脊椎麻酔を受けたことは必ず申し送りましょう。
硬膜外麻酔の仕組みと看護
硬膜外麻酔は、硬膜の外側にカテーテルを入れ、手術中から術後まで痛みを和らげ続けられる麻酔です。
硬膜外麻酔の仕組み
硬膜外腔(黄色靭帯と硬膜のあいだのすき間)に専用の針を進め、細いカテーテルを入れて残します。そこから局所麻酔薬や医療用麻薬を入れ、背骨から出る神経をブロックします。
胸から腰まで、手術の部位に合わせた高さで刺せるのが特徴です。帯のように一定の範囲だけが効き、脊椎麻酔より効き始めはゆっくりです。
全身麻酔と組み合わせることが多い
開腹手術や胸の手術では、全身麻酔に硬膜外麻酔を組み合わせることがよくあります。手術中は全身麻酔で眠ってもらい、術後はカテーテルから薬を入れ続けて痛みを抑えます。
薬を入れる前には、麻酔科医が注射器で吸引して血液や髄液が戻らないことを確かめ、少量の薬(テストドーズ)で反応を見ます。看護師はこのあいだ、患者さんの訴えとバイタルを見守ります。
硬膜外麻酔で看護師が見ること
- 局所麻酔薬中毒のサイン(後の章でくわしく説明)
- カテーテルの固定・抜けや折れ曲がりがないか
- 背部痛・足の力が入りにくい・排尿や排便の異常
- 抗血栓薬(血をサラサラにする薬)の休薬の確認
まれですが、硬膜外腔に血のかたまり(硬膜外血腫)ができると、神経を圧迫して足が動かなくなることがあります。抗血栓療法中の区域麻酔のガイドラインでは、カテーテル留置中は背部痛・下肢の筋力低下・膀胱直腸障害に注意し、下肢の筋力は4時間ごとに観察して、抜去後24時間まで続けることが推奨されています。
抗血栓薬を飲んでいる患者さんでは、区域麻酔そのものを行わない判断になることもあります。術前の休薬の情報は、麻酔の方法を決める大事な材料です。
🍈 めろんが申し送りで意識していたこと
病棟への申し送りでは、麻酔で使った薬とその時間を重点的に伝えていました。
とくに、ロピオンのような鎮痛薬や、フェンタニルのように呼吸を抑えるおそれがある薬は、帰室後も観察が続くからです。
術後に体に入っている管やラインの見方は、全身麻酔で入る管・ラインの役割で整理しています。
区域麻酔の介助は体位づくりが要
脊椎麻酔・硬膜外麻酔の介助でいちばん大事なのは、背中を丸めた姿勢を保ち、患者さんが動かないよう支えることです。

背骨のすき間は、背中を丸めるほど広がります。横向きで膝を抱え、おへそをのぞき込む「エビの姿勢」をとってもらうのが基本で、座った姿勢で刺すこともあります。
| 介助のポイント | なぜ大事か |
|---|---|
| 患者さんの前に立ち、体を支える | 丸めた姿勢が崩れず、倒れ込みも防げる |
| 「おへそを見るように」と声をかける | ただ「丸めて」より伝わりやすい |
| 刺す瞬間は動かないよう前もって伝える | 動くと神経を傷つけたり、失敗したりする |
| 不安や痛みに寄り添う声をかける | 怖さで体がこわばると、背中が丸まりにくい |
穿刺は無菌操作で、麻酔科医が消毒し、滅菌手袋とドレープを使って行います。看護師は清潔を保ちながら物品を準備し、薬を渡すときは薬剤名と濃度を声に出して確かめます。
穿刺の前にモニターを付ける
日本麻酔科学会のモニター指針は、全身麻酔だけでなく、硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔にも適用されます。パルスオキシメータ・心電図・血圧計は、針を刺す前に付けておきましょう。
血圧は原則5分間隔で、必要なら頻回に測ります。脊椎麻酔の直後は、施設の手順や麻酔科医の指示に合わせて、測る間隔を短くしておくと変化に気づきやすくなります。
麻酔レベルの確認のしかた
麻酔レベルは、冷たさを感じる範囲と感じない範囲の境目を、体の目印で記録して確かめます。
よく使われるのは、アルコール綿を肌に当てるコールドテストです。まず感覚が残っている胸や腕で冷たさを確かめてもらい、そこと比べながら境目を探します。
| 体の目印 | 神経の高さの目安 |
|---|---|
| 乳頭の高さ | T4 |
| みぞおち(剣状突起) | T6 |
| おへそ | T10 |
| 足のつけ根(鼠径部) | L1 |
左右で差がないかも一緒に確認します。記録には「どの方法で」「どの高さまで」「左右差はあるか」を残しておくと、次に見る人が比べやすくなります。
効く範囲が上がりすぎると、呼吸の筋肉まで効いて息苦しくなります。「息が吸いにくい」「手がしびれる」「声が出しにくい」という訴えは、すぐ麻酔科医に伝えましょう。
局所麻酔薬中毒を見逃さない
局所麻酔薬中毒(LAST)は、口のまわりのしびれや金属のような味から始まることが多く、早く気づくことが重症化を防ぎます。

脊椎麻酔・硬膜外麻酔で使う局所麻酔薬が血管の中に多く入ると、局所麻酔薬中毒(LAST)を起こします。硬膜外麻酔は使う量が比較的多いので、とくに注意が必要です。
| 段階 | 患者さんに現れるサイン |
|---|---|
| はじめ | 舌や唇のしびれ・金属のような味・多弁・めまい・ふらつき |
| 進むと | ろれつが回らない・興奮・けいれん・意識がもうろうとする |
| 重いとき | 呼吸停止・徐脈や不整脈・血圧低下・心停止 |
日本麻酔科学会のプラクティカルガイドによると、約60%の症例では神経の症状がゆっくり悪くなっていきます。ただし、血管の中に直接入った場合は、神経の症状がないまま急に循環が崩れることもあります。
患者さんが「口のまわりがしびれる」「変な味がする」「耳が聞こえにくい」と言ったら、気のせいで済ませず、すぐ麻酔科医に伝えましょう。
脂肪乳剤の場所を確かめておく
治療には20%脂肪乳剤を使います。ガイドでは、手術室のように局所麻酔薬をよく使う部署に、すぐ使えるよう常備することが求められています。
プロポフォールも脂肪乳剤に溶けた薬ですが、代わりに使ってはいけないとされています。自分の部屋の脂肪乳剤がどこにあるか、一度確かめておくといざというときに動けます。
麻酔はどう選ばれる?
麻酔の種類は、手術の部位と時間、患者さんの体の状態、手術の急ぎ具合をあわせて麻酔科医が決めます。
- 手術の部位:下半身なら区域麻酔、上半身や長い手術は全身麻酔が多い
- 患者さんの状態:抗血栓薬・血が止まりにくい・背中の感染などがあると区域麻酔は難しい
- 急ぎ具合:すぐに始める必要があるときは全身麻酔が選ばれることがある
- 患者さんの希望:「眠っていたい」「起きていたい」も話し合いの材料になる
たとえば帝王切開は、予定手術なら脊椎麻酔を中心とした区域麻酔が多いです。一方で、母子の状態が切迫していて急ぐときは、全身麻酔が選ばれることもあります。
🍈 めろんの1年目の記憶
1年目でいちばん怖かった手術は、緊急帝王切開(グレードA)でした。
申し込みと同時に患者さんが手術室に到着し、ベッドの準備と全身麻酔の準備、器械の準備、モニター装着を一気に進め、麻酔導入と同時に手術が始まりました。
怖かったというより、言葉を失いました。麻酔の選び方には、患者さんの命を守るための理由があるのだと実感した場面です。
帝王切開の流れは帝王切開の手術の流れで紹介しています。
麻酔の種類別 観察の早見表
同じ「観察」でも、全身麻酔と区域麻酔では見るタイミングと中身が変わります。
| 場面 | 全身麻酔 | 区域麻酔 |
|---|---|---|
| 麻酔の前 | 絶飲食・義歯・アレルギーの確認 | 抗血栓薬の休薬・背中の皮膚の確認 |
| 麻酔の直後 | 挿管後の換気・SpO₂・血圧 | 血圧低下・吐き気・麻酔レベル |
| 手術中 | 手術操作に合わせたバイタル変化 | 患者さんの訴え・表情・会話への配慮 |
| 終了時 | 自発呼吸・意識・筋弛緩の回復 | 足の動き・感覚の戻り方 |
| 申し送り | 使った薬と時間・PONVの有無 | 麻酔レベル・カテーテルの有無・頭痛の注意 |
区域麻酔では、患者さんに手術中の会話が聞こえています。不安をあおる言葉や、患者さんと関係のない雑談が続かないよう、部屋全体で気を配りましょう。
モニターの数字の読み方は、麻酔器モニターの見方で解説しています。
新人がつまずくポイントと覚え方
つまずきの多くは、名前と注意点を丸暗記して、仕組みとつながっていないことから起こります。
「脊麻は血圧が下がる」「硬膜外は中毒に注意」と覚えるだけだと、少し違う場面になると考えられなくなります。迷ったときは、次の3つを順に自分に問いかけてみてください。
- ① 今の麻酔は、どこに効いている?(脳?くも膜下腔?硬膜外腔?)
- ② 患者さんの意識と呼吸はどうなっている?
- ③ だから私は、何を観察すればいい?
「作用部位→体の変化→観察」の順に考えるくせがつくと、初めての症例でも見るべきものが自然に浮かぶようになります。
🍈 めろんの勉強のしかた
私が新人のころは、予習2割・復習8割を意識していました。見たことのない場面を本だけで理解するのは難しく、その日に見たことを後から参考書で答え合わせするほうが身につきました。
麻酔科医と連携するときは、麻酔科医がモニターのどの数値を見て何を考えているかを、同じ目線で考えるようにしていました。麻酔科の研修医向けの参考書も、とても役に立ちました。
1年目の勉強の進め方は手術室1年目のロードマップにまとめています。
指導者向け|麻酔の違いの教え方
麻酔の違いを教えるときは、作業の手順より先に「どこに効いているか」を図で見せると伝わりやすくなります。
| 伝わりにくい教え方 | 伝わりやすい教え方 |
|---|---|
| 「とりあえず血圧見ておいて」と作業だけ伝える | なぜ血圧が下がるのかを交感神経から説明する |
| 3つの麻酔を名前と特徴で覚えさせる | 背骨の断面図で、針の届く場所を指さして見せる |
| 一般論だけで終わる | その日の症例で「術中と術後はどうなる?」と聞く |
たとえば「今日のAさんは全身麻酔と硬膜外麻酔の併用だから、術後はどうなると思う?」と問いかけてみてください。比較表を新人と一緒に作るのも、頭の整理に役立ちます。
麻酔の違いのよくある質問
1年目からよく聞かれる麻酔の疑問を4つまとめます。
Q. 脊椎麻酔と腰椎麻酔は違う?
現場では同じ意味で使われることが多いです。正式な名前は「脊髄くも膜下麻酔」で、施設によって呼び方が違うので、自分の施設の言い方に合わせましょう。
Q. 区域麻酔中は起きている?
基本的には起きていて、会話もできます。不安が強い患者さんには、麻酔科医の判断で鎮静薬を使い、うとうとした状態にすることもあります。
Q. 硬膜外を併用する理由は?
おもな目的は術後の痛みを抑えることです。手術中は全身麻酔で眠ってもらい、術後はカテーテルから薬を入れ続けて、痛みで動けない時間を短くします。
Q. 硬膜外カテーテルはいつ抜く?
施設の方針と麻酔科医の指示で決まります。抗血栓薬を使っている患者さんでは、薬のタイミングに合わせて抜く時間が決められるので、自己判断で抜かないようにします。
まとめ|麻酔は効く場所で考える
3つの麻酔は「どこに薬を効かせるか」で整理すると、違いも観察ポイントも1本の線でつながります。
- 全身麻酔は脳に効き、意識・呼吸・循環を麻酔科医が管理する
- 脊椎麻酔はくも膜下腔に1回注入し、直後の血圧低下に注意する
- 硬膜外麻酔はカテーテルで術後まで痛みを抑え、中毒と血腫に注意する
- 区域麻酔の介助は、背中を丸めた姿勢と声かけがいちばん大事
- 「口のしびれ」「息苦しい」などの小さな訴えは、すぐ麻酔科医へ
最初から全部を説明できる人はいません。今日の症例で「この麻酔はどこに効いているんだろう」と一度考えられたら、それだけで観察の見え方は変わり始めます。
麻酔の全体像は【麻酔】オペ看向け完全版、腹腔鏡手術で全身麻酔が必要な理由は腹腔鏡手術はなぜ全身麻酔が必要?で解説しています。
参考文献
◆ ごあいさつ
初めまして、オペ看めろん🍈です。
この度は、数多くある文献の中から
この記事を選んでくださり、本当にありがとうございます。 🙇
より分かりやすくお届けできるよう、
記事は今後も 適宜、加筆・改善 してまいります。
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皆さまのお声を、 今後の加筆や改善の参考 にさせていただきます。
【恐怖ゼロへ!オペ看護が楽しくなる!】
をモットーに、オペ看勉強まとめを作成しております。
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オペ看めろん🍈
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・オペ室手当がつかない。この先も上がる見込みがない
・オンコールに入っても、手当がほとんど出ない
・あと5万円くらい上げたいけれど、どこを見れば分かるのか知りたい
ここまで読んで勉強しているあなたは、確実に伸びているオペ看です。ただ、その頑張りに手当がついてくるかどうかは、正直なところ病院しだい。オペ室手当もオンコール手当も0円という職場は実在しますし、逆にどちらもきちんと出る病院もあります。
私がいつも見ているのは、求人票の「手当欄」です。転職するかどうかは後で決めればよくて、いまの職場が相場のどのあたりにいるのかを知っておくだけでも、気持ちはずいぶん違いますよ。
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