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「THAの器械出しに入ることになったけど、正直なにが起こるのかイメージできない…」
「展開が早くてついていけない…」「インプラントの流れが覚えられない…」
そんな不安を感じていませんか?
THAは骨切り・臼蓋形成・インプラント挿入など、
流れを理解していないと一気に難しく感じる手術です。
でも安心してください。
この手術は「全体像」と「流れ」を押さえるだけで、一気に理解しやすくなります。
✔ 手術の全体像(何をしている手術?)
✔ 器械出しのタイミングと流れ
✔ インプラント挿入のポイント
✔ 外回りとの連携ポイント
この記事では、手術室看護師として押さえておくべき
THAの実践ポイントをわかりやすく解説します。
人工股関節全置換術(THA)のポイントは?オペ看向けに解説

THAの要点まとめ(オペ看向け)
人工股関節全置換術(THA)は、「展開→骨処理→臼蓋形成→大腿骨形成→インプラント→閉創」の流れで進行します。重要なのは各工程の目的を理解し、術者の動きを先読みすることです。特に器械出しは、リーミング・トライアル・ステム挿入などの切り替えをスムーズに行う必要があります。視野展開やインプラント操作は手術の精度に直結するため、準備とタイミングが非常に重要です。流れを押さえることで、不安なく手術に対応できるようになります。
▼ 手術の全体フロー
① 展開 → ② 骨切り → ③ 臼蓋形成 → ④ 大腿骨形成 → ⑤ インプラント → ⑥ 閉創
▼ 器械出しのポイント
・流れの先読み
・器械準備のタイミング
・術野展開の理解
消毒・ドレーピング

術前準備①|両下肢の消毒と無菌野の確保
人工股関節全置換術(THA)では、術野となる股関節周囲だけでなく、両下肢全体を広範囲に消毒することが重要です。
これは術中の操作や体位変換、清潔操作を安全に行うために、十分な無菌範囲を確保する目的があります。
まず、両下肢の前面・側面を丁寧に消毒した後、スタッフに下肢を持ち上げてもらいながら下面(後面)までしっかり消毒します。
このとき、消毒の塗り残しがないように足先から大腿部まで連続した動きで行うことがポイントです。
✔ 消毒範囲は「広く・均一に」
✔ 持ち上げ時は清潔保持に注意(非滅菌部接触を避ける)
✔ 股関節周囲は特に念入りに
術前準備②|ストッキネット装着とドレーピング
消毒が完了した後は、清潔操作として両下肢をストッキネット(滅菌カバー)で覆います。
これにより、術中に足部や下腿が露出して不潔となるリスクを防ぎ、無菌状態を維持します。
ストッキネット装着後は、術野を中心にドレープを展開し、股関節周囲を確実に露出させつつ、周囲を完全に被覆します。
ドレーピングでは、術野の可動域や術者の動線を考慮しながら配置することが重要です。
| 手順 | ポイント |
|---|---|
| ストッキネット装着 | 足先まで確実に覆いズレ防止 |
| ドレープ展開 | 股関節の露出と無菌範囲の確保 |
術前準備③|リトラクター支柱・各種デバイスのセッティング
ドレーピング完了後は、術野の展開を補助するためのリトラクター固定装置(牽引器の支柱)や各種デバイスをセッティングします。
人工股関節手術では、術野を安定して広く確保することが重要であり、リトラクターを固定・牽引するための支柱型デバイスが使用されることが一般的です。
これにより、助手の負担を軽減しつつ、一定の視野を維持することができます。
✔ 支柱の固定位置は術者の動線を妨げない位置に
✔ 可動域と安定性のバランスを確認
✔ 後の展開をイメージして事前セッティング
これらの準備を丁寧に行うことで、術中の展開がスムーズになり、安全かつ効率的な手術進行につながります。
皮膚切開〜股関節の展開





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