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思ってたより「育児」✖️「仕事」がしんどい
せっかく取れる育休だし、2年くらいはゆっくり仕事から離れて育児に専念しよう・・・!!
でも実際の育休生活は、想像していたものとは違いました。総合病院の手術室で10年働いてきた私が、育休を早めに切り上げ、復帰後さらに2歳のイヤイヤ期で限界を感じるまでのリアルな話です🍈
育休生活の中で生まれた、小さな違和感
子どもと過ごす時間は、かけがえのないものでした。毎日の成長を見られるのは幸せでしたし、「今しかない時間」を過ごしている実感もありました。
でも、1か月、2か月と時間が経つにつれて、自分の中に少しずつ違和感が生まれてきたんです。「このまま社会との接点が少ない生活を続けて大丈夫だろうか」「0歳の子どもと二人きりで過ごす毎日が、少し苦しく感じることがある」「仕事から離れる期間が長くなるほど、復帰するのが怖くなりそう」
——そんな気持ちが、日に日に大きくなっていきました。
同期や後輩たちは現場で経験を積み続けているのに、自分だけが立ち止まっているような気持ちになることもありました。育児をしていることに後ろめたさはありません。それでも「看護師としての自分」が少しずつ遠くなっていくような感覚があったのです。
SNSで看護師友達の活躍を見かけたり、職場の同僚との話題で「新しい器械が入った」「あの先生が異動になった」という話題を見るたびに、置いていかれるような寂しさがありました。育児に専念する選択を後悔しているわけではないのに、「自分の場所がなくなってしまうのでは」という焦りだけが募っていく。
誰にも相談できないまま、その気持ちを抱え続けていました。
そこで私は、当初考えていた育休期間を大幅に短縮し、子どもが1歳になったタイミングで復職することを決めました。
「復帰してよかった」と思えた瞬間
実際に復帰してみると、久しぶりに顔を合わせるスタッフに囲まれながら働き始めた瞬間、「懐かしい」という気持ちと同時に、「やっぱり仕事は楽しい」と感じたんです。
育児だけに全ての時間を使うよりも、仕事をしながら育児をするほうが自分らしくいられる。仕事を通じて社会とつながり、誰かの役に立てている実感を持つこと。それは私にとって、とても大切なことだったのだと気づかされました。
育休中にあれほど感じていた焦りや不安が、復帰後はほとんど消えていました。「自分の場所」がきちんと残っていたこと、そして自分の手でその場所に戻れたことが、何よりの安心材料になったのだと思います。育児と仕事、どちらかを諦めなくていいんだ——そう思えた時期でした。
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順調だった両立生活に訪れた、2歳のイヤイヤ期
その生活も、ずっと順調だったわけではありません。復帰から約1年、新たな壁が現れました。それが2歳児のイヤイヤ期です。
それまでの生活は、ある程度ルーティンで回せていました。朝起きる、ご飯を食べる、保育園へ行く、帰宅する、夕飯作る、お風呂入る、寝る。大変ではあっても、ある程度予測ができていたんです。ところがイヤイヤ期に入ると、その前提が崩れます。
朝は「まだ眠い」と不機嫌な状態からスタート。ようやく起きたと思ったら「ごはんイヤ」「保育園イヤ」「くつ履かない」と次々にイヤイヤが発動します。時間との戦いなのに、全く予定通りに進みません。仕事を終えて保育園へ迎えに行っても「帰りたくない」「公園行きたい」とその場から動かないこともあります。結局公園へ寄ることになり、自宅に帰る頃には20時近くになっていることもありました。
毎日が時間との戦いだった日々
帰宅しても休む暇はありません。夕食の準備、お風呂、洗濯、片付け、翌日の準備、そして寝かしつけ。ようやく子どもが寝た頃には、自分もヘトヘトです。日付が変わっていることなど日常茶飯事でした。
睡眠不足のまま翌朝を迎え、また同じ一日が始まる。そんな毎日を繰り返しているうちに、心にも余裕がなくなっていきました。「このままでは体がもたない」「仕事も育児も続けたいのに、どうすればいいんだろう」——そう考えるようになったのは、自然なことだったと思います。
休日に少しまとめて眠れたとしても、疲労が抜けきる感覚はありませんでした。「このまま無理を続けたら、いつか大きなミスにつながるかもしれない」という怖さもありました。育児中の体力的な限界は、自分の頑張りでは埋めきれないところまで来ていたのだと思います。
転職も本気で考えた。でも気づいたこと
実際、その頃の私は転職サイトにも登録しました。育児中の看護師が働きやすい職場はないか、もっと両立しやすい環境はないか。求人を調べたり、話を聞いたりしました。
今振り返ると、「辞めたい」というより「無理なく続けられる方法を探していた」のだと思います。そして情報収集を進める中で、あることに気づきました。それは、今の職場には自分が思っていた以上に育児支援制度が整っているということでした。
そこで私は転職するのではなく、まず働き方を見直してみることにしました。——もしあなたが今、私と同じように「辞めたい」より「このままじゃしんどい」と感じているなら、まずは選択肢を知ることから始めてみてほしいです。転職サイトに登録して求人を眺めてみるだけでも、今の職場に何が足りていて、何が足りていないのかが見えてきます。
勤務時間を変えただけで、生活が大きく変わった
私が選んだのは、時短勤務の内容を変更することでした。週4日勤務にし、15時で退勤する働き方へ変更したのです。
最初は迷いもありました。「仕事量を減らすことになるのではないか」「周囲に迷惑をかけないだろうか」。それでも結果的には、この選択が大きな転機になりました。
15時に仕事を終えた後、一度自宅へ帰り、夕食を作り、お風呂の準備を済ませ、子どもの着替えも用意しておく。すべて整えてから保育園へ迎えに行くようにしました。すると、これまでとは全く違う感覚になったのです。
収入は当然下がります。これは正直、悩んだポイントでした。でも、毎日の生活の質が上がることで得られるものは、収入の差額以上に大きいと感じています。
子どもに向き合う余裕が生まれた
以前は、お迎え後の私は常に焦っていました。早く帰らなきゃ、ご飯を作らなきゃ、お風呂に入れなきゃ、寝かしつけなきゃ。頭の中は「やらなければならないこと」でいっぱいで、子どものイヤイヤにも余裕を持って対応できなかったのだと思います。
しかし勤務時間を変更してからは違いました。公園に寄りたいと言われても「少しならいいよ」と思えるようになりました。帰宅すれば夕食は準備済み、お風呂の準備も終わっている。焦る必要がありません。
何より驚いたのは、寝る前に子どもと遊ぶ時間まで生まれたことでした。以前は家事と育児をこなすだけで一日が終わっていましたが、今は一緒におもちゃで遊んだり、その日あったことを話したりする時間があります。たった数時間の勤務時間の違いでしたが、私にとってはそれ以上の価値がありました。
あの頃の私は「もっと頑張らなければ」とばかり考えていました。でも本当に必要だったのは、頑張り方を変えることではなく、自分たち家族に合った働き方を選ぶことだったのかもしれません。
イヤイヤ期そのものがなくなったわけではありません。今でも朝はぐずりますし、保育園からの呼び出しに焦ることもあります。でも、以前と決定的に違うのは「余白」があることです。多少予定が崩れても、立て直せる時間と心の余裕がある。それだけで、子どもの「イヤ」を受け止める自分の器が、ひとまわり大きくなったように感じています。
あなたにも、合う働き方がきっとある
もし今、育休からの復帰や育児との両立に不安を感じているなら、それはあなただけの悩みではありません。私自身、何度も「このまま続けられるのか」と立ち止まりました。
大事なのは、無理に頑張り続けることではなく、自分と家族に合った働き方を探すことです。今の職場で勤務時間を見直すという方法もあれば、転職して全く違う環境を選ぶという方法もあります。どちらが正解かは人それぞれですが、どちらも「今の自分にできる選択肢を知っている」ことが前提になります。
私の場合は今の職場に時短の選択肢があったから、勤務時間の見直しで両立できる形を見つけられました。でも、職場によっては時短のパターンが固定されていたり、夜勤免除の前例がなかったりすることもあります。その場合、今の場所でどれだけ工夫しても苦しさが解消されないこともあるはずです。それは、あなたの頑張りが足りないからではありません。
私が転職サイトに登録したときも、「辞める」ことが目的ではありませんでした。求人を見て、今の働き方と比べて、自分が本当に大切にしたいものを確認するためでした。結果的に私は今の職場に留まる選択をしましたが、その判断ができたのは、外の選択肢を知っていたからです。
もしあの時、何も調べずに「今の場所で頑張るしかない」と思い込んでいたら、今でも同じ苦しさを抱えたままだったかもしれません。手術室での経験は、無菌・感染管理の知識、急変対応への慣れ、多職種と連携する力など、想像以上に多くの職場で評価されます。日勤のみ・時短勤務が前提の職場にも活かせる場面はたくさんあります。「今の場所しか知らない」状態のまま苦しさを抱え込まなくていいと、当時の自分に伝えたい気持ちです。
育児と仕事、どちらも大切にしたいというあなたの気持ちは、きっと間違っていません。今の場所で働き方を見直すのか、新しい環境を探すのか——答えはまだ決まっていなくて大丈夫です。まずは「自分にはどんな選択肢があるのか」を知ることから、一歩ずつ始めてみてください。
あなたが今抱えている苦しさは、いつか必ず変えられます。私自身、何も変わらないまま2年も3年も過ごしていたら、今でも同じ焦りと疲れを抱えていたと思います。小さな一歩——求人を見てみる、相談してみる、勤務条件を聞いてみる——その積み重ねが、自分たち家族に合う形を見つける近道になるはずです🍈
◆ ごあいさつ
初めまして、オペ看めろん🍈です。
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