「手術室に配属されたけれど、覚えることが多すぎて何から手をつければいいのかわからない…」
「明日の手術の予習をしようにも、解剖生理や器械の名前がチンプンカンプンで絶望している…」
そんな風に悩んでいませんか?
初めまして!オペ看歴10年の「めろん」です。今でこそ指導者を任されたり、後輩の相談に乗ったりしていますが
……実は私、新人時代は本当にポンコツで、毎日泣きながら帰っていました。

看護実習では全く経験したことのない、異世界のような環境。
飛び交う宇宙語(専門用語)🌏
先輩の動きの早さに圧倒され、休日は分厚い解剖書を開いてはそのまま寝落ちする日々……。「私、オペ看に向いてないのかも」と何度辞めようと思ったかわかりません。
でも、安心してください。10年間、数え切れないほどの失敗を繰り返し、たくさんの先輩や後輩を見てきて、一つだけ確信したことがあります。
それは、手術室の勉強には、教科書には載っていない『現場で活きる正しいやり方』があるということ。
この記事では、一般的な正論ではなく、オペ看めろんが10年間現場で血肉にしてきた「超実践的かつ泥臭い、本当の勉強法とノート術」を、惜しみなく大公開します。この記事を読めば、「今日から何をすべきか」がハッキリわかり、明日からの手術室が少し楽しくなります!
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【基礎編】オペ看めろんの失敗から学ぶ!最初につまずかない3つのステップ
新人時代の私は、とにかく「全部暗記しなきゃ!」と焦っていました。でも、それは大きな間違い。現場で動けない「頭でっかち」になるだけでした。まずはこの3つのステップを騙されたと思ってやってみてください。
1. 復習に8割!予習で「勉強したつもり」にならないこと

新人の頃、「明日の手術を完璧に予習しなきゃ」と思って、参考書を何時間も読んでいました。
でも、正直なところ…。
一度も見たことがない術式を、本だけで理解するのは至難の業。
「なんとなく分かった気」はするけれど、実際に手術へ入ると、「え?今どこの場面?」「参考書と全然違って見える…」の連続でした。
そこで途中から、私は勉強時間の比率を変えました。
「予習2割・復習8割」です。
手術看護は特殊な領域だからこそ、一度実際に見たもの、先輩から教えてもらったことを、あとからじっくり復習する方が何倍も身につくと感じています。
例えば、
・「あのとき先輩が言っていたのは、どういう意味だったんだろう?」
・「なぜ、あの器械を選んだんだろう?」
・「自分の解釈は合っているのかな?」
そんな疑問を、参考書を使って一つずつ答え合わせしていくイメージです。
すると、一度経験したことが知識としてどんどんつながり、「点」が「線」になっていきます。
もちろん翌日の術式の流れを軽く予習することは大切です。でも、経験したことのない手術を参考書だけで完璧に理解しようとするより、経験したことを確実に自分のものにしていく方が、私は圧倒的に成長が早かったです。
もちろん翌日の術式をざっくり予習することは大切ですが、経験のない手術を参考書だけで覚えようとするより、経験したことを確実に自分のものにする方が、圧倒的に成長が早いと私は感じています。
2. 器械は「名前」ではなく「形と用途」で覚える
「ペアン、コッヘル、モスキート…」と、器械の名前だけを暗記しようとしていた頃は、術中に「コッヘル!」と言われても頭が真っ白になっていました。
でも器械の形には、必ず意味があります。私は先輩から「器械は何をしたいのか考えてみな」と教わりました。(笑)
例えば、
・ペアン(無鈎)
「先が丸いから、柔らかい組織を優しく挟むよ。」
・コッヘル(有鈎)
「先端に歯(鈎)があるから、硬い筋膜をしっかり掴んで滑らないよ。」
このように、「どんな組織に、なぜその器械を使うのか」を術式とセットで覚えるようになってから、器械の名前も自然と頭に入るようになりました。
3. 基本手技は「考える」ではなく「体で覚える」

手洗い、ガウンテクニック、器械の受け渡し、無菌操作。
これらは知識だけでは身につきません。
私は新人時代、ペンを鑷子に見立てて器械を渡す練習をしたり、ガウンテクニックを何度も反復したりしていました。
無菌操作も同じです。「ここは清潔・ここは不潔」と頭で考えるのではなく、自然と体が動くレベルまで繰り返し練習することが大切です。
基本手技は地味ですが、この積み重ねが術中の余裕につながり、術者や患者さんの安全を支える大きな力になります。
【実践編】オペ看めろん流・術前〜術中〜術後のリアルな勉強方法

実際の勤務中、どうやって知識を吸収していくのか。私が10年かけて行き着いた「現場での立ち回り方」をお伝えします。
【術前】紙に書き出して「頭の中で」手術を担当する
不安な術式の場合、私は術前に必ずノートやA4用紙などへ手術の流れを書き出していました。
器械出しは、一度清潔野に立つと、もうメモを見ることはできません。だからこそ、本番までにどれだけ頭の中で手術をイメージできているかが「カギ」です。
私は実際に術野へ立っている自分を想像しながら、「ガウンテクニックが終わったら、まず何から器械台を整理する?」「器械はどんな順番で並べる?」「手術開始前には何を準備し、最初は何を渡す?」「術野の展開に合わせて、次は何を渡す?」というように、一つひとつの場面を順番に思い描いていました。
頭の中だけでは曖昧になってしまうので、イメージした内容はノートや紙に書き出して整理します。この作業を繰り返すことで、本番では「次はこれだ」と自然に体が動く場面が増えていきました。
【術中】先輩の「目線」と「手元」を盗む

術中、術野をずっと見つめていても「なんだか、よくわからない…」という時期がありました。
そんな時、私は「デキる先輩の手元と目線」を観察するようにしたんです。
「あ、先輩が今、術野の『硬そうな組織』を見た瞬間に、コッヘルを手に取った!」
「先生が手を出す0.5秒前に、もう柄の向きを変えて待機している!」
医師が声をかける前に準備を終える先輩の「先読み」のタイミング。これを観察し、「なぜ今それを用意したのか」をメモするようになってから、私自身の器械出しのスピードも劇的に上がりました。
先輩の器械出しを見ながら「自分だったら、次どの器械を準備するだろう?」と予測しながら見学するのも効果的です。
【術後】着替える前の「5分間」が勝負!

長丁場の手術が終わると、もうクタクタ。昔の私は家に帰ってすぐベッドに倒れ込んでいましたが、これだと翌日には綺麗サッパリ忘れています。
私が編み出したのは、「更衣室で私服に着替える前の5分間、スマホのメモ帳か小さなノートに今日の反省を殴り書きする」というルールです。「あの器械の名前なんだっけ?」「次はこのタイミングで糸を出す」という生々しい記憶を、忘却の彼方に消える前に書き留める。これだけで、知識の定着率は10倍変わります。
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【ノート術&時短術】綺麗にまとめるな!めろん式「最強のカンペ」

断言します。「色ペンを何色も使って、定規で綺麗に線を引いた教科書のようなノート」は、現場では1ミリも役に立ちません。(私も最初は作っていましたが、自己満足で終わりました…)
マニュアルのコピーに殴り書きが最強
私が今でも愛用しているのは、院内のマニュアル(手術手順書)のコピーです。一から手書きする時間はもったいない!コピーした紙の余白に、
- 「ここで出血注意!」(赤ペンでぐりぐり)
- 「〇〇先生はここでナイロンじゃなくてプロリンを使う」(青ペンで追記)
と、自分だけの注意点や執刀医のクセを書き込んでいきます。
自分専用の「最強のカンペ」に育てる
さらに器械出しだけでなく、
・外回り看護での体位固定や除圧のポイント
・術前・術後に確認すべきこと
・先輩から教わったコツ
・自分で調べた周辺知識
などもどんどん追記し、「これ以上は院内のマニュアルに書ききれない!」という段階になってから、診療科ごとにノートを作ってまとめ、ファイリングしていました。
診療科ごとのノートは休日に見直して、追記・修正を繰り返しながら、「現場で自分が迷った時」や「頭が真っ白になって、どうすれば良いか分からなくなった時」に、パッと開いて見ながら動ける、自分だけの「最強のカンペ」に仕上げていきました。
こうして使い込んだノートは、単なる手順書ではありません。教科書には載っていない「現場の知恵」が詰まった、自分だけのオリジナルマニュアルになります。担当する術式が決まったらサッと見返せるので、知識の整理にも自信にもつながっていました。
⦅関連記事:オペ看のノートを作る方法7Stepと実際の声⦆
【指導編】自分が指導者になって気づいたこと
新人指導者として後輩を持つようになり、過去のポンコツだった自分を重ね合わせながら指導する中で気づいたことがあります。「何度言っても覚えてくれない」と悩む指導者の方もいると思いますが、私が心がけているのは以下の2つです。
1. 「今日は〇〇ができたら100点!」とスモールステップにする
新人は手術室というだけでパニック状態です。そこに10個のアドバイスをしてもキャパオーバー。だからこそ、「今日は清潔不潔だけ絶対守ろう」「今日は皮切から開腹までスムーズに出せたら合格!」と、超具体的な小さい目標を一緒に立てています。
2. 失敗を詰めるのではなく「一緒に振り返る」
「なんであの器械出せなかったの?」と言われると、後輩は萎縮してしまいます。
「あの場面、出血多くて怖かったよね。私も新人時代あれで頭真っ白になったよ(笑)。次からどうやって準備しておこうか?」と、自分の失敗談を交えて伴走するようにしています。そして、昨日より少しでもできたことを大袈裟なほど褒める!これが一番新人が伸びる魔法です。
最後に、少しだけ私の話をさせてください。
私は本当に不器用なタイプでした。(←今もです😅)
物覚えも良くなく、先輩から教わったことを理解して、自分のものにするまで人一倍時間がかかる新人でした。
教わったことをすぐ理解して動ける同期や、器用に仕事をこなす先輩を見ては、「自分には向いていないのかもしれない」と何度も思いました。
それでも10年以上手術室看護師を続けてこられたのは、根気強く教えてくださる先輩と、教育体制が整った環境があったからです。
だからこそ、もし今あなたが、
・教育体制が整っておらず、いつも放置されている
・質問しても教えてもらえない
・先輩からの陰口や悪口に心が限界
・毎日「自分が悪い」と自分を責め続けている
そんな状況なら、一人で抱え込まないでください。
手術室は病院によって教育体制や人間関係、働きやすさが大きく違います。
すぐに転職するのではなく、まずは信頼できる人へ相談したり、他院の情報を集めたりするだけでも、「自分がすべて悪いわけではない」「今の職場がすべてではない」と気づけるはずです。
まとめ:焦らなくて大丈夫。積み重ねは裏切らない!

新人の頃は、覚えることの多さに圧倒されて、「自分には向いていない」と感じる人も少なくありません。
でも、この記事でお伝えしたかったのは、「全部暗記しよう」と頑張ることではありません。
・予習よりも復習を大切にすること
・器械は名前ではなく、形や用途とセットで覚えること
・基本手技は頭ではなく体で覚えること
・術前・術中・術後の小さな積み重ねを習慣にすること
この積み重ねが、必ずあなたの力になります。
私も新人時代は毎日のように失敗し、「オペ看には向いていない」と本気で悩んでいました。
それでも10年間続けてこられたのは、特別な才能があったからではありません。失敗を一つずつ振り返り、自分なりの勉強法を続けてきただけです。
焦らなくて大丈夫。
今日できなかったことも、1年後・5年後にはできるようになっています。
1つ1つ、一緒に乗り越えていきましょう☺️
▽めろんと一緒に勉強する
◆ ごあいさつ
初めまして、オペ看めろん🍈です。
この度は、数多くある文献の中から
この記事を選んでくださり、本当にありがとうございます。 🙇
より分かりやすくお届けできるよう、
記事は今後も 適宜、加筆・改善 してまいります。
◆ コメントのお願い
✅ 感想や学びになった点
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皆さまのお声を、 今後の加筆や改善の参考 にさせていただきます。
【恐怖ゼロへ!オペ看護が楽しくなる!】
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あなたの力になれたら嬉しいです。
オペ看めろん🍈
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