鼓室形成術(こしつけいせいじゅつ)手術看護手順を解説!【筋膜移植・顕微鏡(マイクロ)使用手術の器械出し看護&外回り看護】

呼吸器・耳鼻
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『鼓室形成術って、どのような手術?』

『鼓室形成術の器械出し看護で注意すべきことを知りたい!』

『顕微鏡(マイクロ)使用手術での外回り看護ポイントを知りたい!』

このように思う手術室看護師のために、鼓室形成術の手術看護手順について解説しています。

鼓室形成術(こしつけいせいじゅつ)とは?

鼓室形成術とは、人工の耳小骨、もしくは患者自身の骨や耳介の軟骨を使って、耳小骨の構造を再構築させる手術です。

鼓室の内側には3つの骨から構成される耳小骨があり、耳小骨には「鼓膜で捉えた音の振動を増幅させる」という働きがあります。

そのため手術の適応疾患は、中耳真珠腫・慢性中耳炎・鼓室硬化症・耳小骨奇形・耳小骨離断などの、音を伝える構造が壊れてしまっている疾患となります。

鼓室形成術分類【Ⅰ~Ⅳ型】について

鼓室形成術はⅠ~Ⅳ型に分類されます。

以下でそれぞれについて解説します。

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