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周術期管理チームの合格率はどのくらい?

合格のための勉強法を教えて!
周術期管理チームの資格取得を目指す上で合格率や合格のコツについて気になる手術室看護師は多いのではないでしょうか?
この記事では、周術期管理チームの合格率・合格のための勉強法をはじめ、気になる費用や、資格取得後の実際の声についてもまとめています。
※この記事は、私のInstagramに寄せられたストーリーズの質問BOXやDMのコメントを元に作成しています。
情報によって生じた不利益、損害等については一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。
🍈 読む前に、ひとつだけ。
私は3〜5年目に、3社に登録して、1件も応募しませんでした。
他院のオンコール手当を調べたら、結果は「同じくらい」。拍子抜けしましたが、比べるまで、自分の職場が良いのか悪いのかも分かっていなかったんです。
いま辞めるつもりがなくても、自分の手当が相場のどこにあるかだけは、知っておいて損がありません。
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周術期管理チームの合格率と傾向
周術期管理チームの合格率は80〜90%
周術期管理チーム認定試験の合格率は非常に高く、近年では80%後半から90%以上を維持しています。
周術期管理チーム認定制度ホームページの情報を元に、2018年から2024年までの周術期管理チーム認定試験の合格率をまとめた表を以下に示します。
| 年度 | 合格率 |
| 2024年度 | 88.7% |
| 2021年度 | 92.3% |
| 2020年度 | 89.9% |
| 2019年度 | 88.7% |
| 2018年度 | 87.5% |
今年度の問題傾向

近年は、状況設定問題も出題されています!
周術期管理チーム認定試験の状況設定問題(A問題)については、特に難しく感じる受験者が多いようです。
状況設定問題では、具体的な臨床シナリオが提示され、その状況下での適切な判断や行動を問われます。単なる暗記ではなく、状況に応じた適切な対応を選択する能力が試されるため、実際の臨床場面を振り返りながら勉強していくことが重要です。
ちなみに、以下の問題は2024年度に実際に出題された過去問題です。

周術期管理チームの勉強法
「私はこれで合格した!」実際の声

今年度取得しました!分厚い本一冊をしっかり勉強して、何回も出てくるところにマークして覚えました。
あとは過去問をひたすら勉強。過去問で60%位は取れます!

過去問をとことん復習する!テキストは流し読みでOK

過去問を解く!テキストは古いのしか持ってなかったけど一発合格できた!

過去問の回答をし、苦手な部分を何度か復習しなおせば、本番の試験内容は解答できる
Instagramでは、みなさんから頂いたコメントをもとに、周術期管理チームの合格のコツをはじめ、かかる費用や合格後の本音などもまとめています。
私自身、新人時代から続けている勉強法は「予習2割・復習8割」です。資格試験も同じで、テキストを最初から通読するより、まず過去問を解いて、分からなかった部分だけをテキストで確認する方が、記憶に残りやすいと感じています。
合格に過去問は必須
周術期管理チーム取得には過去問が必須です。
周術期管理チーム認定制度 公式サイトで、2023〜2025年度の問題と解答が無料で公開されています(2026年9月時点)。
公開される年度は毎年入れ替わるので、最新の3年分をまとめて保存しておくのがおすすめです。
求人票を何時間見ても、答えが書いていない項目があります
オンコールが月に何回まわってくるか、残業が実際どれくらいか、指導がどんな雰囲気か——ここは求人票に載りません。私は電話で希望を伝えて、病院探しの相談に乗ってもらいました。求人票に出てこない話が聞けます。
「まだ転職するとは決めていないんですが」と最初に言って大丈夫です。私もそう言いました。
こんな人に向いています
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受験資格:まず「満2年」と「セミナー4回」を確認する
勉強を始める前に、そもそも受験できるかを確認しておきます。周術期管理チーム認定制度 公式サイトによると、看護師の新規申請の条件は次のとおりです。
- 日本国の看護師免許を取得していること
- 麻酔科標榜医が年間200症例以上の麻酔管理を提供している施設で、手術室または周術期管理センター等に満2年以上勤務していること
- 対象期間内に日本麻酔科学会のセミナーを2回、日本手術看護学会のセミナーを2回受講していること
つまずきやすいのは3つ目のセミナーです。試験勉強は数か月でも間に合いますが、セミナーの受講回数は後から取り戻せません。
「来年受けたい」と思った時点で、受講が足りているかを先に数えてください。
2つ目の「年間200症例以上」も、自分の施設が該当するかは職場で確認が必要です。小規模の施設だと、勤務年数を満たしていても対象外になることがあります。
かかる費用:合格まで3万円、その後は3年ごとに1.5万円
同サイトに記載されている費用は次のとおりです。
| 項目 | 金額 | 支払う時期 |
|---|---|---|
| 受験料(審査料) | 10,000円 | 申請時 |
| 登録料 | 20,000円 | 合格発表後 |
| 更新認定料 | 15,000円 | 更新申請時(3年ごと) |
| 再認定認定料 | 30,000円 | 失効後に再認定するとき |
新規で合格するまでに3万円、認定期間は3年なので、その後は3年ごとに1万5千円がかかります。更新にも、過去3年間のセミナー受講歴が必要です。
この表に入っていないのが、セミナーの受講料と交通費です。学会のセミナーは有料のものが多く、地方からだと移動費のほうが大きくなることもあります。
病院が費用を出してくれるか——ここは施設によってまったく違うので、申請前に一度確認しておくと安心です。
更新を忘れて失効すると、再認定は3万円です。更新なら1万5千円で済むので、合格した日に、3年後の更新時期をカレンダーに入れておいてください。
「続けられる働き方」から先に決めたほうが、早いこともあります
やりがいで選んで、生活が崩れて辞めてしまうのが一番もったいないと思っています。夜勤なし・オンコールなし・通勤◯分以内——先に外せない条件で絞ってから求人を見ると、手術室を続けられる職場が実際にいくつあるのかが数で見えます。
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合格したら、何が変わるのか
ここは正直に書いておきます。資格を取ったら自動的に何かが変わる、とは限りません。
手当がつくかは、病院しだい
周術期管理チームの認定に資格手当を出す病院もあれば、出さない病院もあります。同じ資格でも、評価のされ方は職場で大きく違います。
転職の相談でもよく言われることですが、資格は評価の要素のひとつです。「取れば有利になる」と思って取るより、取る前に、それが自分の職場でどう扱われるかを確認しておくほうが、あとでがっかりせずに済みます。
それでも、取る意味はある
ただ、周術期管理の知識を持った手術室看護師は、希少性として見られることがあります。手術室・ICU・周術期管理といった経験は、転職市場でも評価されやすい領域です。
そして何より、麻酔と周術期の全体像が一度でつながるのがこの資格の勉強です。器械出しや外回りで「なぜ今それをするのか」が分かるようになる——その変化は、手当の有無とは関係なく現場で効きます。
「自分の職場は資格をどう評価しているのか」を他院と比べたい方は、下の転職サイトで求人の手当欄を見てみると、相場がつかめます。
周術期管理チーム合格のための参考書3選
周術期管理チームテキスト第4版
試験の出題範囲として明確に指定されている重要な参考書です。
テキストの特徴
- 最新の情報: 2020年12月25日に発行された最新版で、周術期管理に関する最新の知見が盛り込まれています。
- 試験対策: 周術期管理チーム看護師の認定審査に必要な知識を網羅しています。
- 実践的な内容: 手術前から手術後までの業務に関する基本的な教育内容が含まれており、実践的なスキルを身につけることができます。
このテキストを活用することで、周術期管理チーム看護師として必要な知識を効率的に学習でき、認定審査の合格率を高めることができます。
麻酔科研修チェックノート
長年にわたるロングセラーであり、麻酔科研修医の間では必携の書として広く知られています。
本書の特徴
高い評価: 麻酔科領域では「麻酔への知的アプローチ」と並ぶ定評のある教材です。
包括的な内容: 麻酔の手技、基本的なトラブル対応など、周術期管理に必要な知識をほぼ網羅しています。
最新情報: 数年おきに改訂されており、最新の薬剤やデバイスに関する情報も含まれています。
実践的なアプローチ: 書き込み式で構成されており、研修の到達目標を確実に身につけることができます。
幅広い対象: 研修医だけでなく、周術期管理チームを目指す看護師にも適した内容となっています。
MGH麻酔の手引 第7版
MGH麻酔の手引きは、麻酔科医ならば誰もが持っている専門書です。この本は、海外の教科書を日本の麻酔科医が翻訳したものであり、内容はやや高度です。
7年ぶりの改訂で全編がアップデートされ、周術期管理から疼痛管理まで、麻酔科領域全般を幅広くカバーしているため、麻酔に興味があり、深く勉強したい方にオススメの教科書です。
本書の特徴
- 包括的な内容: 麻酔前の患者評価から麻酔の実施、周術期の諸問題まで、3つのパートで構成されており、周術期管理に必要な知識を網羅しています。
- 実践的なアプローチ: 各章では、疾患や手術の基本的な説明から始まり、患者の術前評価、管理、麻酔管理上の注意点が整理されています。
- 幅広い対象: 医学生から専門医まで、幅広い読者のニーズに応える内容となっています。
参考文献
・周術期管理チーム認定制度 公式サイト(受験資格・費用・認定期間・過去問)
・公益社団法人日本麻酔科学会.周術期管理チーム認定制度
・一般社団法人日本手術看護学会.周術期管理チーム認定制度
※受験資格・費用・試験の形式は変更されることがあります。申請の前に、必ず公式サイトの最新の募集要項を確認してください。



