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「胃全摘術ではどのように再建しているの?」
「ルーワイ法のわかりやすい解説記事がほしい!」
胃全摘術の再建において、 「どこを、どのように繋いでいるのだろう?」 と疑問に思うオペ看は多いのではないでしょうか。
胃がすべて切除されたあと、消化管はどのように再建されるのか。 食道・空腸・十二指腸の位置関係が曖昧なままだと、 器械出しの先読みも難しくなります。
この記事では、 開腹での胃全摘術(Total gastrectomy)の手術手順 と、 ルーワイ法(Roux-en-Y)での再建方法 、さらに 器械出し看護ポイント についてわかりやすく解説します。
【この記事で分かること】
- ✅ 開腹胃全摘術の手術手順
- ✅ ルーワイ法(Roux-en-Y)での再建方法
- ✅ 開腹胃全摘術の器械出し看護ポイント
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【ルーワイ法のわかりやすい解説】胃全摘後の再建は?
ルーワイ法の簡単&わかりやすい動画解説
胃全摘術後の消化管再建「ルーワイ法(Roux-en-Y)」とは
胃全摘術後の代表的な再建方法が ルーワイ法(Roux-en-Y)です。
食道と空腸を吻合し、消化液の逆流を防ぐ構造を作ることが特徴です。
ルーワイ法の大まかな流れ
① トライツ靭帯から約20cmで空腸を切離
(挙上空腸を作成)
② 食道-空腸吻合
③ 食道空腸吻合部から約40cmの位置で
空腸-空腸端側吻合
ルーワイ法の特徴
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 逆流性食道炎のリスクが低い |
手術手技が複雑 手術時間が長くなる |
| 小腸での栄養吸収が比較的良好 | |
| ダンピング症候群の発生率が低い |
オペ看ポイント:
「20cmで切離」「40cmで空腸-空腸吻合」という
距離の目安を押さえておくと、
手術の流れが理解しやすくなります。
【胃全摘術の手術手順】準備・セッティング
ドレーピング
① 乳頭から恥骨上までの範囲で消毒
※上腹部から下腹部まで広範囲に及ぶため、十分な消毒範囲を確保する。
② 開腹用ドレープを貼付
※術野の展開を想定し、十分な余裕を持たせて貼付する。
エネルギーデバイスの接続
以下の機器を確実に接続する:
- 電気メス
- サクション
- 超音波凝固切開装置
主な機種例
ハーモニック/リガシュアー/エンシール/ソニックビート/サンダービート など
※施設によって採用機種が異なるため、事前確認が重要。
リトラクター(開創器)のセッティング
使用するリトラクターによっては、 ベッドレールへの支柱設置が必要 となる。
| リトラクター名 | 支柱設置 |
|---|---|
| オクトパス リトラクター | 必要 |
| オムニリトラクター | 必要 |
| ケント吊り上げ鉤 | 必要 |
| バルフォア開腹鉤(中山式開創器) | 不要 |
| ゴッセ開創器 | 不要 |
器械出しポイント:
支柱設置が必要なタイプかどうかを事前に確認し、
麻酔導入後すぐにセッティングできるよう準備しておく。




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