【厳選11冊】オペ看の参考書は?現役手術室看護師が徹底比較した勉強本を紹介

楽しく働く
この記事は約50分で読めます。

この記事はPRを含みます

新人オペ看
新人オペ看

手術看護の勉強って何からやればいい?

中堅オペ看
中堅オペ看

オペ看が持つべき参考書を知りたい!

麻酔導入でのバイタル変動にドキッとする。
手術の流れを理解できず、「次はどうすれば?」と器械出し中にヒヤヒヤしている。
「勉強しよう」と思って本を探しても、専門書が多すぎて選べない——。

そんな方のために、オペ看めろんが「現場で役立つ」と感じた厳選11冊を本音で紹介します。

膨大な専門書の中から、新人オペ看の基礎づくりにも、中堅オペ看のレベルアップにも直結する「失敗しない参考書」だけをピックアップしました。

「どれを選べばいいの?」と迷うオペ看が、「この1冊のおかげで自信を持てた!」と思える本と出会えますように!

無料で「立ち読み」できる本もあるため、ぜひ参考にしてみてください👌

《「毎朝、病院に近づくと胸が苦しくなる。涙が出そうになる」このブログを読んだ方の、「自分は1人じゃなかった」「もうちょっと頑張ってみようかな?」そんなきっかけになれたら。》

【オペ看の教科書】迷った時に何度も立ち返る参考書

周術期管理チームテキスト

こんなオペナースにおすすめ!

麻酔・術式・周術期の合併症など全てを網羅した参考書を求めるオペ看

手術室看護師にとっての教科書を探しているオペ看

『周術期管理チームテキスト』は、手術室で働くすべてのオペナースにとって“迷ったときに立ち返れる心強い相棒”となる一冊です。

手術室業務全体を俯瞰できる構成で、器械出し・外回り・周術期管理の基礎から術中各論までを網羅。日々の「これってどう考えればいい?」「根拠を持って行動できているかな?」という不安を、確かな知識でしっかり支えてくれます。

中堅~ベテラン手術室看護師が“学び直す”際にも最適。まさに手術室看護師にとっての教科書のような存在で、頼れる一冊です。

オペナースのための手術体位 最新Q&A52個

こんなオペナースにおすすめ!

イレギュラーな手術体位や患者の個別性への対応に自信がないオペ看

体位固定で遭遇した「困った」を解決したいオペ看

『オペナースのための手術体位 最新Q&A52』は、手術室看護師が現場で抱きやすい「この患者さんの場合どうしたら?」という疑問を、最速で解決できる実践的なQ&A形式の1冊です。

仰臥位・腹臥位・砕石位などの基本から、物品使用時の注意、神経障害・皮膚障害の予防まで幅広く網羅。特に魅力なのは、るい痩・高度肥満・円背・ストーマ・内シャント・高齢者など、患者の個別性に応じた具体的な対応が丁寧に解説されている点です。

さらに、体位固定チェックシートやWeb動画も付いており、理解が深まるだけでなく後輩指導にも活用できます。体位固定に不安がある方、イレギュラー対応で迷いやすい方、指導に役立つ資料が欲しい方にとって、まさに“明日から使える”頼れる体位固定のバイブル💡

【初心者向け】手術看護の「きほん」を勉強したいオペ看の参考書

手術看護オールインワンブック

こんなオペナースにおすすめ!

何から勉強したら良いか分からない初心者オペ看

手術看護の参考書をまずは1冊持ちたい方

『手術看護オールインワンブック』は、手術室に入って間もない初心者オペナースが“最初に手元に置くべき教科書”として最適な一冊です。オペ室で必須となる78の基本スキルを、先輩オペナースや麻酔科医・外科医が、根拠とともに丁寧に解説しており、「まず何を覚えればいいの?」という不安をこの1冊で解消できます。

清潔操作、麻酔導入の介助、術中モニタリング、手術体位、薬剤の基礎知識など、毎日の業務で必ず使う内容が網羅されているため、知識の抜け漏れを最短で補うことができます。さらに“これだけ押さえる3ポイント”がまとめられており、忙しい日でもサッと理解できる構成💡

急変対応やリスクマネジメントも収載されているため、「いざというときに動ける自信」まで育ててくれる心強い一冊。これから成長したい初心者オペナースにとって、現場で役立つ実践の定番書として強くおすすめです。

オペナースのための麻酔ペディア

こんなオペナースにおすすめ!

麻酔看護の教科書がほしいオペ看

基礎疾患がある場合の注意点を勉強したい方

『オペナースのための麻酔ペディア』は、麻酔に苦手意識がある手術室看護師が“今すぐ理解を深められる”教科書的な1冊です。術前評価から術中管理、緊急時対応、術後評価まで、周術期の知識を一気に整理できる構成で、「麻酔科医は何を見て、どう判断しているのか」が図表で直感的に理解できます。

麻酔薬・鎮痛薬・筋弛緩薬の使い分け、モニタリングの見方、気道・循環トラブル時の考え方など、オペ室で“そのまま使える知識”が満載。さらに、落とし穴ポイントやプラスワンの知識、小さな症例コラムが豊富で、知識が実践に結びつきやすいのも魅力です。

「麻酔の流れを先読みして動けるようになりたい」「根拠を持って判断したい」そんなオペ看が、手元に置いておきたくなる実践の定番書です。

オペナースのための“イイトコ取り”解剖図

こんなオペナースにおすすめ!

臓器の位置関係が分からず予習・復習に時間がかかるオペ看

術野の構造が理解できないオペ看

新人オペ看の「どこを見ればいいの?」「この臓器どこにあるの?」という不安を、一気に解消してくれる“図解でわかる解剖の決定版”。

各診療科の手術内容を、解剖イラスト+術野写真+検査画像で立体的に理解できるため、明日の器械出しからすぐに役立ちます。

幅広い診療科を網羅しており、どの科につくときでも予習・復習がこれ一冊で完結。

まさに“臓器の位置関係がスッと頭に入る”オペ看の強い味方です。手術理解の土台を固めたい方や、配属1〜3年目の基礎づくりにも最適の一冊です。

手術室デビュー オペ看ノート

こんなオペナースにおすすめ!

手術室に配属されたばかりの1年目オペナース

参考書が難しくて挫折しそうな初心者オペナース

「初心者の私でも理解できて嬉しい!」「すごく分かりやすい!」──オペ看めろん🍈のライブやインスタグラムDMにも、そんな感想がたくさん届いています✨
すべて手描きのイラストで構成されていて、1年目の不安にそっと寄り添ってくれるやさしいテイストも魅力です✏️

「初めての手術室配属でドキドキ…」「参考書が難しくて心が折れそう…」
そんなあなたの“味方”になってくれる一冊がしゅがーさんの著書『手術室デビュー オペ看ノート』。

器械の名前、麻酔、解剖など、最初にぶつかる“覚えることの壁”をやさしく整理してくれ、混乱しがちな1年目の頭の中をスッと整えてくれます。
バラバラだった知識がつながっていく感覚をくれる、手術室デビューの心強いサポートブックです。

【中級者向け】麻酔看護をマスターしたいオペ看の参考書

麻酔科研修チェックノート 改訂第7版

こんなオペナースにおすすめ!

麻酔科医の目線から麻酔導入を学びたいオペ看

持ち運びに適した1冊が欲しいオペ看

手術室で経験を積むほど、「麻酔の理解をもっと深めたい」「根拠を持って動けるようになりたい」と感じる場面は増えてきませんか?

この本は麻酔科研修医を対象としていますが、麻酔に関する基本的な知識や技術が詳細に解説されているため、手術室看護師にもおすすめです。

麻酔導入〜維持・覚醒、モニター評価、体位・循環・呼吸管理、輸液・出血対応、術中トラブルシューティングまで、オペ看護に直結する重要ポイントが簡潔に整理されており、現場の疑問をすぐに解決できます。
さらに麻酔導入や挿管・ライン確保などの手技理解も深まり、「なぜ麻酔科医がこう判断するのか」が腹落ちする構成。

基礎の基礎から教えてくれる上に、イラストや写真も充実しているので、読み終えた後には「自分も麻酔科医になれるかも!?」と思えます。

「ポケットサイズ」のため、スクラブのポケットに入れて常に持ち運ぶことができる点も魅力!

手術看護第2版 術前術後をつなげる術中看護

こんなオペナースにおすすめ!

手術看護アセスメントが苦手なオペ看

展開事例をもとに実践に活かしたいオペ看

手術内容をしっかり理解したいオペ看にとって、迷ったときに立ち返れる“道しるべ”のような一冊が『手術看護 第2版 術前術後をつなげる術中看護』です。手術看護を根拠から学びたい新人~中堅オペ看にとって、まさに手術看護の基礎を固める必携書といえます。

術前・術中・術後を一連で捉える構成で、術中看護技術だけでなく「手術侵襲・麻酔による生体反応」まで丁寧に解説。特に、既往の多い患者さんへのアセスメントに悩む方にとって、内分泌・代謝疾患、腎疾患、帝王切開などの展開事例は実践にすぐ活かせる内容です。

手術体位、感染管理、安全、体温管理など、現場で迷いやすいポイントは根拠つきで整理され、忙しい現場でもすぐ確認できる構成。
「この判断で合ってる?」と不安になったとき、ふと開けば答えが見つかる——そんなオペ看の心強い相棒になる一冊です。

今さら聞けない麻酔科の疑問108

こんなオペナースにおすすめ!

麻酔科の悩む問題を一緒に解決したい頼れるオペ看

もう1歩深く麻酔について学びたい周手術期管理チーム・術中麻酔管理領域の特定看護師

「今さら聞けない麻酔科の疑問108」は、麻酔中の判断に迷う問題をQ&A形式でわかりやすく解説してくれるため、中堅の手術室看護師におすすめの書籍です。

この本は、日常業務で麻酔中に起こりうる疑問やトラブルについて、具体的な質問と解答で示しています。

中堅の手術室看護師が麻酔中に遭遇する様々な状況に対して、適切な判断や対応方法を学ぶことができます。

麻酔に関する判断力やスキルを向上させたい中堅の手術室看護師にとって、さらなるスキルアップのための一冊。

【手術解説編】「これってどんな手術?」を知りたいオペ看の参考書

研修医のための見える・わかる外科手術

こんなオペナースにおすすめ!

手術の流れ・解剖・器械出し看護を学びたいオペ看

新人指導で「手術の基礎を分かりやすく説明できるようになりたい」指導者

オペ看めろんも新卒から10年愛用している“鉄板の一冊”。

手術の流れ・解剖・器械出しの要点が、各診療科の術式ごとに分かりやすく整理されています。執刀医の視点で書かれているため、「なぜこの器械が必要なのか」「次に何が起こるのか」が理解しやすく、器械出しの先読み力が身につくのが魅力。

新人オペ看の基礎づくりから、後輩指導に役立つ参考書を探している中堅オペ看まで幅広くおすすめです。

外科レジデントのためのベーシック手術

こんなオペナースにおすすめ!

執刀医が求める器械出し看護のポイントを勉強したいオペ看

リーダー業務を担う中堅オペナース

若手外科医の基礎づくりを目的に作られた「外科レジデントのためのベーシック手術」シリーズは、各診療科ごとに“必ず押さえておくべき手術の基本”を体系立てて学べる実践書です。

器械・解剖・術式の流れが非常にわかりやすく整理されており、図や写真、要点が簡潔にまとまっているため、手術室看護師にとっても“手術理解の土台を固める教科書”として最適。

器械出し看護や術式の理解に役立つ構成で、術中の予測力や判断の精度を高めたいナースにぴったりのシリーズです。

ベーシック手術シリーズは、複数領域でラインナップが展開されており、担当診療科に合わせて必要な巻を揃えて学習できるのも魅力!

以下の参考書は、シリーズのひとつ 『外科レジデントのための上部消化管のベーシック手術』 です。

手術室看護師用🍈オペ看めろん自作手順書

この記事では、読んだ方が「苦手意識をなくし、オペ室看護が楽しくなれる」を目標に日々、記事作成を行っています。

オペ室看護が楽しくなるポイントは「手術手順を先読みできるようになること」です。

オペ室看護は奥深くて難易度が高い分、ハマると面白くなる瞬間があります!

マスターした先の楽しい世界を見てみませんか?

【まとめ】オペ看の参考書厳選11冊

オペ看として成長したい人に向けて、「これだけは持っておきたい!」という参考書を厳選して10冊紹介しました。手術手技の理解を深める本、麻酔や周術期の知識を補強する本、術中看護の判断力を磨く本まで、現場で迷ったときに支えになってくれる“相棒”のような一冊ばかりです。

新人の基礎固めはもちろん、中堅オペ看の「根拠を持って動きたい」「もっと手術内容を理解したい」というニーズにも応えてくれるラインナップ。器械出し・外回りともに、日々のアセスメントや安全管理に直結する知識が身につく構成です。

あなたの今の課題に合う1冊を選び、ぜひ明日の手術から活かしてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました