全身麻酔には吸入麻酔と静脈麻酔があり、吸入麻酔にはセボフルランとデスフルラン(スープレン)、静脈麻酔にはプロポフォール・ミタゾラム・ケタミンと種類は多岐にわたります。
そのため麻酔薬をどのように使い分けているのか疑問に思うオペ看も多いのではないでしょうか。
そのようなオペ看に向けて、この記事ではオペ看勉強用として、吸入麻酔であるセボフルランとデスフルラン(スープレン)の使い分け方や、静脈麻酔薬の種類と特徴について解説します。
また、麻酔管理をする上で吸入麻酔薬の投与濃度を決定する指標である、最小肺胞濃度『MAC』についても解説します。
【この記事で分かること】
✅ 吸入麻酔セボフルランとデスフルラン(スープレン)の使い分け方
✅ 最小肺胞濃度『MAC』について
✅ 静脈麻酔薬の種類とそれぞれの特徴
- 吸入麻酔と静脈麻酔の違いとは?
- 吸入麻酔薬とは?セボフルラン・デスフルラン(スープレン)について
- セボフルランとデスフルラン(スープレン)はどちらの方が麻酔効果は高い?
- 最小肺胞濃度『MAC』とは?
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- 【吸入麻酔薬】セボフルランについて徹底解説
- 【吸入麻酔薬】デスフルラン(スープレン)について解説
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