【オペ看勉強用】吸入麻酔と静脈麻酔を徹底解説!セボフルラン・デスフルラン(スープレン)の違いやプロポフォール・フェンタニル・レミフェンタニルの特徴について

麻酔&手術看護
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全身麻酔には吸入麻酔と静脈麻酔があり、吸入麻酔にはセボフルランとデスフルラン(スープレン)、静脈麻酔にはプロポフォール・ミタゾラム・ケタミンと種類は多岐にわたります。

そのため麻酔薬をどのように使い分けているのか疑問に思うオペ看も多いのではないでしょうか。

そのようなオペ看に向けて、この記事ではオペ看勉強用として、吸入麻酔であるセボフルランとデスフルラン(スープレン)の使い分け方や、静脈麻酔薬の種類と特徴について解説します。

また、麻酔管理をする上で吸入麻酔薬の投与濃度を決定する指標である、最小肺胞濃度『MAC』についても解説します。

【この記事で分かること】

✅ 吸入麻酔セボフルランとデスフルラン(スープレン)の使い分け方

✅ 最小肺胞濃度『MAC』について

✅ 静脈麻酔薬の種類とそれぞれの特徴

  1. 吸入麻酔と静脈麻酔の違いとは?
    1. 吸入麻酔は使いやすく利点が多い
    2. 静脈麻酔は吸入麻酔よりもリスクが高いケースがある
  2. 吸入麻酔薬とは?セボフルラン・デスフルラン(スープレン)について
  3. セボフルランとデスフルラン(スープレン)はどちらの方が麻酔効果は高い?
  4. 最小肺胞濃度『MAC』とは?
    1. 最小肺胞濃度(MAC)について
    2. デスフルラン(スープレン)は、セボフルランよりも麻酔効果が弱い
    3. 最小肺胞濃度(MAC)を変化させる因子とは?
      1. 最小肺胞濃度(MAC)が上昇する因子
      2. 最小肺胞濃度(MAC)が低下する因子
    4. 最小肺胞濃度(MAC)の注意点
  5. 吸入導入「VIMA(ヴィーマ)」と緩徐導入・急速導入について
    1. 吸入導入(VIMA)にはセボフルランが適している
    2. 緩徐導入法と急速導入法とは?
  6. 【吸入麻酔薬】セボフルランについて徹底解説
    1. セボフルランの特徴
    2. セボフルランの最小肺胞濃度(MAC)とは?
    3. セボフルランの使用が向いている場面
    4. セボフルランの使用時の注意点
  7. 【吸入麻酔薬】デスフルラン(スープレン)について解説
    1. デスフルラン(スープレン)の特徴
    2. デスフルラン(スープレン)の最小肺胞濃度(MAC)とは?
    3. デスフルラン(スープレン)の使用が向いている場面
    4. デスフルラン(スープレン)使用時の注意点
  8. 【静脈麻酔薬】プロポフォールについて解説
    1. プロポフォールの特徴
    2. プロポフォールの使用目的
    3. プロポフォールの標準投与量
    4. プロポフォールの使用が向いている人
    5. プロポフォール使用時の注意点
  9. 【静脈麻酔薬】ミタゾラム(ドルミカム)について解説
    1. ミタゾラム(ドルミカム)の特徴
    2. ミタゾラム(ドルミカム)の使用目的
    3. ミタゾラム(ドルミカム)の標準投与量
    4. ミタゾラム(ドルミカム)の投与が向いている人
    5. ミタゾラム(ドルミカム)の使用時の注意点
  10. 【静脈麻酔薬】ケタミンについて解説
    1. ケタミンの特徴
    2. ケタミンの使用目的
    3. ケタミンの標準投与量
    4. ケタミンの使用が向いている人
    5. ケタミンの使用時の注意点
  11. 【オピオイド鎮痛薬】フェンタニルについて解説
    1. フェンタニルの特徴
    2. フェンタニルの使用目的
    3. フェンタニルの標準投与量
    4. フェンタニルの使用時の注意点
  12. 【オピオイド鎮痛薬】レミフェンタニル(アルチバ)について解説
    1. レミフェンタニル(アルチバ)の特徴
    2. レミフェンタニル(アルチバ)使用目的
    3. レミフェンタニル(アルチバ)標準投与量
    4. レミフェンタニル(アルチバ)使用時の注意点
  13. フェンタニルとレミフェンタニルの違いとは?
  14. 筋弛緩薬(脱分極性筋弛緩薬・非脱分極性筋弛緩薬)とは?
    1. 筋弛緩薬の投与目的
    2. 脱分極性筋弛緩薬と非脱分極性筋弛緩薬の違いとは?
  15. 脱分極性筋弛緩薬スキサメトニウムの特徴
    1. スキサメトニウムの筋弛緩効果時間
    2. スキサメトニウムは緊急手術時の迅速導入に向いている
  16. 非脱分極性筋弛緩薬ロクロニウムの特徴
    1. ロクロニウムの筋弛緩効果時間
    2. ロクロニウムにはリバース薬「スガマデクス(ブリディオン)」が必要
  17. 【オペ看勉強用】セボフルラン・デスフルラン(スープレン)の違いやプロポフォール・フェンタニル・レミフェンタニルの特徴まとめ

吸入麻酔と静脈麻酔の違いとは?

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