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こんにちは、オペ看めろんです。
「新卒で手術室に行きたいけど、希望は通るの?」「配属されてもやっていけるかな?」と悩んでいる看護師や看護学生は多いのではないでしょうか。
手術室は病棟と大きく違い、特殊な環境のため配属の実情や働き方がなかなか見えにくい領域です。
この記事では、実際に新卒で手術室に配属された私の経験を踏まえながら、希望を叶えるための方法、病院選びのコツ、働き始めてから感じた大変さとやりがい、そしてメリット・デメリットまでを整理しました。これからのキャリアを考える上での参考にしていただければ嬉しいです。
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看護学校から手術室希望は出せる?
結論として、希望を出すことは可能です。ただし必ず通るとは限りません。多くの病院では採用試験後に「希望部署」を第1〜第3希望まで書かせてもらえることがあり、その際に手術室を明確に記入して伝えることが大切です。
希望を通すために大事なポイント
・「なぜ手術室なのか」を自分の言葉で語れること
・実習での経験や印象を具体的に伝えること
・チーム医療への興味や、器械出し・外回りに挑戦したいという熱意を示すこと
面接官にとって印象に残る理由づけがあると、希望が考慮されやすくなります。
希望が通らなかった場合の選択肢
配属は最終的に病院側の判断です。人員のバランスや病棟の状況によっては希望が通らないこともあります。ですが、その場合も以下の選択肢があります。
・数年後に異動願いを出す
・転職で手術室のポストを狙う
・他部署で経験を積んでから再挑戦する
希望通りにいかなくてもキャリアの途中で軌道修正が可能なので、悲観する必要はありません。
手術室やNICUを目指すなら病院選びがカギ
新卒から手術室を目指す場合、「どの病院を選ぶか」が大きな分かれ道となります。
病院の規模と手術件数をチェック
・大学病院や大規模基幹病院:手術件数が多く、新人が手術室に配属される可能性が高い
・中小規模病院:件数が限られており、新卒枠が少ないこともある
説明会やインターンシップで「新卒が手術室に配属されることはあるのか」を直接確認するのがおすすめです。
病院説明会や実習でのリサーチ
・「どんな手術が多いのか」
・「新人教育に力を入れているのか」
・「チーム医療の雰囲気はどうか」
こうした点を調べることで、自分に合った病院を見極めやすくなります。希望を叶える近道は、事前のリサーチにあります。
新卒でオペ看になった私の経験
私は看護学生のときから「手術室で働きたい」と強く思っていました。実習での見学をきっかけに、チームで一丸となって患者さんを守る姿に感動し、その場で「ここで働きたい」と思ったのです。
配属までの流れ
・面接で「手術室を希望しています」と明言
・希望部署の欄にも手術室を記入
・結果として新卒で手術室に配属
希望をしっかり言葉にすることが第一歩だと感じました。
配属後に感じたリアル
最初は覚えることの多さに圧倒されました。
・外回り業務
・器械の名前や配置
・滅菌の扱い
・麻酔科医や外科医との連携
学校の知識だけでは追いつかず、日々勉強に追われる毎日でした。それでも「ここで働きたい」という気持ちが支えとなり、今につながっています。
新人時代の大変さと乗り越え方
正直に言うと、新人の手術室は簡単ではありません。
大変だと感じたこと
・覚える器械や物品が膨大
・外回りの判断にスピードが求められる
・先輩や医師からの指導が厳しい
そのため、最初の半年は特に「毎日が勉強」という感覚でした。
乗り越えるための工夫
・新人向けの参考書を1冊決めて活用
・毎日の復習を欠かさない
・「なぜこの器械?」「なぜこのタイミング?」と疑問を持つ姿勢
小さな積み重ねが自信につながり、次第に業務を任せてもらえるようになります。
勤務のリアル:日勤・残業・夜勤
手術室の働き方は病棟と大きく違います。
日勤続きの大変さ
最初は体力的にきつく感じますが、夜勤が始まると逆に「日勤が続くほうが楽」と思えることもあります。
残業について
・定時で帰れる日も多い
・ただし長引くと何時間も残ることもある
・「毎日少し残る」というより「残る日はまとめて残る」スタイル
病棟と比べるとワークライフバランスを保ちやすいのは大きな特徴です。
手術室を希望するメリット・デメリット
手術室配属を考える人に向けて、メリット・デメリットを整理します。
メリット
・専門性の高いスキルが身につく
・チーム医療の中心で働ける
・定時で帰れる日が多い
・病棟とは違うやりがいを得られる
デメリット
・病棟看護の経験が得にくい
・患者さんと長期的に関わる機会が少ない
・覚えることが多く最初は大変
・希望が通らない可能性もある
どちらも含めて「自分がどんな看護師になりたいか」を考えることが大切です。
まとめ
手術室看護師になりたいと思ったら、まずは病院選びと希望の伝え方が重要です。希望が通らなかった場合でも、異動や転職を通じてキャリアを作ることは可能です。
大切なのは「なぜ手術室で働きたいのか」という理由を自分の言葉で持ち続けること。どんな道を選んでも経験は必ず自分の糧になります。
私自身も不安の中でスタートしましたが、今では「手術室を選んでよかった」と心から思っています。これから進路を考えるみなさんの一助になれば嬉しいです。

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